お子様の歯科治療は焦らず気長に

お子様の歯科治療は、よだれが少なくなった時期(2歳前後)から重要性が増します。小児歯科では歯科治療への恐怖心を持たせないために、まずは歯医者に慣れてもらうことが重要と考えています。
 
成人の方と比べ、本格的な治療が難しいため、治療の手前の予防に重点を置き、フッ素の塗布やレーザーによる虫歯予防を中心に行い、 医院の環境に慣れていただき、歯科医師との信頼関係を築きます。治療当日のお子様の状態によっては本格的な治療を行わず、器具や治療方法の説明を分かりやすく行うこともございます。
 
お子様の歯科治療は焦らず気長に、それが当医院のモットーです。

 フッ素塗布

フッ素塗布は本格的な歯科治療が難しいお子様への効果的な予防的治療です。
 
フッ素を塗れば虫歯にならない、というわけではありませんが、定期的な塗布によって虫歯の発生を抑えることができます。 フッ素塗布後、レーザーを照射することにより、フッ素が浸透しやすくなり虫歯になりにくくなります。

 虫歯治療

乳歯は虫歯になりやすく、進行も早いため永久歯以上に早期発見・早期治療が必要です。
 
いずれ抜けてしまう乳歯ですが、虫歯の治療は痛みの除去だけではなく、永久歯への影響も考え、積極的に行うべき治療です。ブラッシングの指導や食生活の改善についてのアドバイスも行います。

 矯正治療

永久歯に生え替わり、歯並びがある程度形成される小学生低学年から、必要に応じて矯正治療を行います。
 
小児の場合は、抜歯をして歯を減らすのではなく、骨の成長が活発な時期に、アゴの骨を拡大するような治療を行います。装具は取り外しが可能で、人に気づかれない時間帯に装着していただくタイプのものを用いております。